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2010年3月 9日 (火)

スピリチュアルに生きる(28)--私たちの本質

海の本質は?
波ではありません。それはごく表面だけです。
水滴では海とは呼べません。
H2Oでもありません。それはただの分子構造です。

山もおなじように、土や岩、あるいは木や草でもありません。

時計は”時間”ではありません。
テレビや冷蔵庫の本質は”電気”ではありません。

さて、人間の本質も思考や感情や肉体ではありません。それらは自分の表現のごく一部です。
思考しているとき--ああ、自分は思考している
悲しんだり、喜んだりの感情を持っているとき--ああ、自分は悲しんでいる&喜んでいる
というときの「自分」という部分が本質です。

現状をどう捉えるか?
選択するのは常に自分自身です。
誰かに何かされたり言われたりして、その反応をポジティブにするかネガティブにするかはいつでも自分で決められるのです。
そう、いつでもポジティブな反応を用意することのできる「自分」がいつも存在しているのです。

突然、大金が転がり込んできたとしましょう。その時は幸福感を感じる可能性が高いです。
でもいつかはそのお金がなくなります。すると幸福感がなくなるでしょう。

欲しかったものを買った時も同様。いつかはなくなったり壊れたりします。
その度に喜んだり、悲しんだり。

そして私たちの肉体も同じ。いつかは元の世界に戻ります。
つまり永遠の喜びというものは、外部の状況や持ち物に依存している限り、ありえないのです。

周囲の状況に一喜一憂する限り本当の平穏は訪れません。

サイコロは1~6の数字の目がありますが、それも表面だけです。
サイコロの本当の姿は?
サイコロから数字の目をはずして見ましょう。
本当の姿は立方体です。

では私たちの表面からも同じように
感情・思考・理性・肉体・性格・記憶・理想・状況・自我(エゴ)などをはずしてみましょう。

※できなければ次を考えてみましょう。
感情の一つ、「悲しみ」を例にとれば、「悲しみ」というのはあなたそのものではありませんね?
あなたの感情の一部ですね。だから今だけ「悲しみ」を忘れてみてください、ということです。
「理性」も作られたものです。
○△が正しいとか間違っているとかいうのは、生まれてから今まで、家族や学校の教育・社会のニュース・書籍などで得られたものです。
それにより正しいか間違っているか判断しているのです。今だけ手放してみましょう。
(例)中世までの教育では地球は平らなものでした。
「性格」もあなた自身ではありません。
”明るい”とか”人見知りする”とか”涙もろい”とか”感情の起伏が激しい”とかは、あなたの積み重なった経験によって、変わってきたものです。
これらは変わります。変わるものは「あなた自身」ではありません。
すべての例は掲げませんが、本当の「あなた自身」ではない、変わりえるものは、一時的に解き放ちましょう、ということです。

それら、外せるものを全部はずした時に残ったものがあります。
過去の記憶だけでなく、未来の時間も、あなたが認識する宇宙の空間そのものも外せるかも知れません。
(時間は想像に過ぎません。未来を手放せれば恐れや不安も手放せます。物資は実はほとんどが何もない空間であることが物理学で証明されています)

それらを外してみてlください。

最後に、どうしてもはずせないものが一つだけあります。
それらを外した”存在”そのものです。
それが”意識”であり”生命”であり、私たちの本当の姿です。

さて、以上のものを”意識”が外せるのですから、本当の自分ではないネガティブな部分はいつでも手放せることにお気づきでしょうか?
そして、人間の本質が性格や肉体、言動でないとすれば、あなたを傷つけたり、怒らせたりする相手の本質も実はあなたと同じ”意識”の存在であった、ということに気がつくのではないでしょうか?
その段階で、あなたは他人への批判から自由になれるはずです。

--次回に続く

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