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2010年5月24日 (月)

スピリチュアルに生きる(49)の2

ということで、脱線して、しばらく小学校時代を楽しんでみましょう。

まずは時間の話。
そこらへんの紙に円を描いて、上から右回りに角度は30度ずつ
「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」と書いてみましょう。
さて、一番上が「子」(ね)です。一番下が「午」(うま)になりましたか?
そう、上と下をまっすぐに繋ぐ線が「子午線」ですね~。

また、これは方向も表します。
上が北・・・どうして上が北かというと、中世までの航海は北極星が目印になっていたのでした。
ちなみに南半球のオーストラリアの地図は南北逆になっています。
想像してみてください。あるいは世界地図がある方は上下ひっくり返してみてください。
どちらが正しいでもないです。そんな地図も面白いですね。
僕は個人的には90度回転する、というのが概念が覆されると思いますが。

ちなみに桃太郎がつれていったお供は何でしたか?
猿・犬・雉・・これは十二支で西の方角ですね~
「西方」に浄土があるのでした。

さて、昔の世界地図はヨーロッパが中心でした。
だからアラビアのあたりは「中東」、日本や中国は「極東」といわれるのです。

コロンブスは地球をずっと西へ行くとインドに到達すると思っていた。
だから、カリブ海の島は西インド諸島というし、
ネイティブアメリカンを「インディアン」というのです。

そういうことではアメリカ大陸に名前をつけたのはコロンブスではないです。
「アメリゴ・ベスプッチ」の名前にちなんでアメリカになったのです。

話を元に戻して・・・

最初に「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」と描いた円。
これは一日も表します。
「午の刻」よりも前は「午前」それより後は「午後」です。
(ちょうど”午の刻”は正午)

しかしながら、そんなおおざっぱだと困ります(1刻が2時間なので)。
だからそれを4つに分けて「草木も眠る丑3つ時」なんてなっているのです。

「時の鐘」は鳴らす回数です。
「午の刻」九つ時なので9回ならします。
昔は食事は朝と夜しかとらなかったので、途中でお腹がすきます。
だから「八ツ時」に軽い食事をしました。これが「オヤツ」です。

時間の話のついでにカレンダーの話もしてしまいましょう。
どうして2月だけが28日なのか?

昔々、ジュリアス・シーザー(読み方によってはユリウス・カエサル)の側近は暦づくりを任された。
(以下の説明はかなりの誇張が入っていますが、歴史的にはジョークではありません))

「まず1年を12月に分け、1月を30日にしてみろ」
「シーザー様、それでは360日しかなりません。どうしましょう」
「では一ヶ月おきの奇数月は31日にせよ」
 
 月   1   2   3   4   5   6  
 日数 31  30  31  30  31  30  

       7   8   9  10  11  12
        31  30  31  30  31  30 ・・全部足すと366

 「シーザー様、奇数月全部を31日としたため、1日足りなくなりました。」
 「馬鹿者!ならば最後の月から1日減らしてしまえば良いことだ」

                    julius  
 月   1   2   3   4   5   6  
 日数 31  30  31  30  31  30  

      sept octo novem dece (←ラテン語の序数)
         7   8   9  10  11  12 
        31  30  31  30  31  29 

こうして Julius Caesar は誕生月に自身の名までつけて「julius月」とした。
 
 本当は、1公転周期は365日5時間48分46秒なので、月日が経つ内に、実際の歴と天文暦が2ヶ月もずれてくることになる。

 ローマ初代皇帝アウグストス(8月=オーガストの語源)の時代にそのずれを修正することになった。
「2ヶ月ずれているのなら、後ろの2ケ月を1年の最初に持ってくれば良い。」
ついでに、Juliusが誕生月を自分の名前月としたことと、最大日数の31日にしたことをAugustusは見落とさなかった。

 「新7番目月がJulius月なら、8番目月はAugustus月とする。日数も31日にする。あとは適当にずらして、足りなくなった1日は、どうせ足りない新2月から引けば良い。あとは閏年で調整!」

 月   1   2   3   4   5   6  
 日数 31  28  31  30  31  30  

   July August sept oct novem dec
       7   8   9  10  11  12
        31  31  30  31  30  31 

 こうして現在の暦はできあがった。名前はそのままで2ヶ月ずらしたため、例えば8を意味するOCT(オクターブ・オクトパスetcの語源)が10月になってしまっている。

 世界の時間は、この二人の権力者によって作られた、不合理な暦を基準に今も動いている。「皇帝は時間も支配する。」この発想は、日本における元号使用と本質的に同じものである。

(実は角度を測る分度器の1周が360度というのもこのあたりからきているようである)
 
いかがでしょう?少しは小学生時代に戻れました?

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