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2011年2月 1日 (火)

書評--インナー・ブレイン

インナー・ブレイン―あなたの脳の精神世界   
浜野 恵一 (著)

\1200 同文書院

この著者は発達心理学者。
ホログラッフィックな宇宙の説明はここで前に紹介した
「投影された宇宙」(マイケル・タルボット)
「聖なるマトリックス」(グレッグ・ブレイデン)
などによって書かれているが、この本は心理学者らしく脳の仕組みの観点から説明しようとしている。

洞窟にすんでいた人類の先祖、クロマニヨン人と現代の私たちの脳の大きさは変わらないという。
つまり脳の使われる部分が多くなったということである。
そして現代の私たちも脳のわずかな部分しか使っていない。
残りの部分は開拓されるのを待っている。
それはいつだろうか?そのためには?

すでに昔に習ったことだが、胎児の成長や出産してから心の発達などの項目を改めて読むと、この世に無事に生まれ今日まで生きてこられたことに感謝したくなる。

私たちの成長の鋳型は「宇宙」に存在しており、その鋳型にそって成長してきた。
つまり、宇宙そのものとつながっている。

私たちが目にするものは光(の波動)。改めてこうかかれると、そうだよね、と頷ける。
私たちを取り囲むものはすべてエネルギー。私たちの体もエネルギー。
エネルギーがいろいろな形に変えて現れたに過ぎない。

P83の過去と現在と未来の関係の説明はこれまでに知らなかったもの。
(グリセリンを用いた実験のたとえ。面白い)

P23の説明は私たちが見る世界は私たちの意識できるものしか見えないことを説明している。
「1520年、世界周航を目指すマゼランとその一行が、南米最南端のフェゴ島に達した時のことである。マゼラン一行は上陸して水や新鮮な野菜を補給するために、自分たちの大型帆船四隻を島の湾内に一時停泊させた。何世紀もカヌーだけで生活してきた島民たちは、上陸してきた彼らを驚きの目で見た。しかし彼らが何で来たのか、島民たちには分からなかった。フェゴ島の人々の目には、湾に錨を下ろしている大型のスペイン帆船の船団が映らなかったのである。島民の脳内では、大型帆船に視界をさえぎられることなく、いつものように、湾の向こうに伸びる水平線が見えていたのである。この事実は、その後何度目かのフェゴ島再訪の際、島民たちが語ったことから判明した。」
つまり私たちはいつも脳の中を見ているのか?宇宙は私たちの脳とホログラフになっているのか?                       

別の本だが催眠術で**さんはいない、と暗示をかけられた人は、ホワイトボードの前に立つその人が認識できず、その人の背後に書かれたホワイトボードの文字が読めたということである。
これは何を物語っているのだろうか?

絶版だが今ならamazonで非常に安く買える。

同じ著者の「脳と波動の法則―宇宙との共鳴が意識を創る」も面白そうなのでそのうち読んでみたい。

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