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2011年7月27日 (水)

書評--こころがよくわかるスピリチュアル臨床心理学

こころがよくわかるスピリチュアル臨床心理学   
石川 勇一 (著)
メディアート出版 \1800

--絶版だがamazonの中古が安い--

これは半分は心理学の本。
(と言っても、古典的な「知能指数とかロールシャッハテストやパブロフの犬などは出ていません)

だが、後半の半分はスピリチュアルな豪華メンバーの紹介。(もちろん心理学関係ですが)

フロイト、ユング、マズローの説明くらいまでは普通の心理学でも当たり前。
ちなみに「シンクロニシティ」はユングが最初です。超意識もユング。
(フロイトのすべては性衝動っていうのは納得できませんが、ユングは納得できます。)
それと以下のようなメンバーが紹介されています。

カール・ロジャース、は僕の好きな心理学者の一人。
(と言っても心理学を真面目に勉強していません。大学の心理学の授業もサボりっぱなしでした。
だからロジャースは2冊ほど本を読んだだけ。一番すきなのは教育心理学ではアドラーかな)

フランクルの本「夜と霧」「それでも人生にイエスと言う」は読みました。
どうしてもポジティブになれないけれど、という方は読まれると良いかも。
(特に「夜と霧」は個人的にはお勧めですが、極限の立場でどうやって生き延びるか、を書いたものなので明るくはありません。
アウシュビッツという強制収容所にいても、「人生は肯定すべきもの」と説得してくれます。

フランクルの言葉を紹介しておきましょう。
「私たちは人生から何を期待できるか、でなく、人生は私たちから何を期待しているか、を考えるべきなのです。」(上記「それでも人生に・・・」より)
「未来には、あなたによって生み出される何かが待っている。人生は、あなたがそれを生み出すことを期待しているのだ。もしもあなたがいなくなれば、その何かも、生まれることなく消えてしまうのである。人生は、あなたがそれを生み出すのを待っているのです」

森田正馬は森田療法の創始者
エリザベス・キューブラ・ロスは何冊か読みました。
マハリシはTM瞑想法の創始者。「超越瞑想入門」は名著でしょう。
ケン・ウィルバーはこの前、書評で紹介したばかりの「無境界」の著者。

そして、輪廻転生も出てくるし、江原啓之・TFT・前世イメージ療法・・・
これが心理学なの?というくらいスピリチュアル関係が並びます。

心理学の勉強はしたことないけど、人生に役立つの?という方は是非この本から入ってください。
特に後半は気づきがあるはずです。

最後にフランクルの項目(P178)からフランクルの言葉を引用しておきましょう。
「幸せは、結果として訪れるべくして訪れるものです。意図的に、幸せを目指せば目指すほど、その思いが障害となって、幸せを見失うのです。
劣等感を克服しようとするとき、劣等感と戦っている限り、劣等感に悩み続けます。劣等感があるにもかかわらず成功したり、外側の課題に意識が注がれるようになると、劣等感は消えていくのです」

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