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2011年7月 5日 (火)

書評--パラレルワールド

パラレルワールド―11次元の宇宙から超空間へ
ミチオ カク (著)  斉藤 隆央 (翻訳)
¥2300 NHK出版

この世はパラレルワールド。
バシャールもヴァジム・ゼランド(リアリティ・トランサーフィンの著者)も言っている。
しかし、いくらそういわれてもしっくりこない部分も。
そこで、物理学的説明を勉強してみようと思った。

この本はそれを最先端の物理学(記述は2004年くらいまで)で説明している。
昔、学校で習った「原子」というのは、中央に陽子がありその周りを電子が回っている、というモデルだ。
(太陽系を小さくしたような)
そのモデルの概念で止まっている方には読んでいただきたい。
著者は一流の物理学者で非常に博識だが、数式を全く使っていないので文系の方も大丈夫。
SF小説の紹介もおり込み、その実現可能性などに目を向けながらが、説明している。
というより、誰かが同じ内容の本を書こうとして、これよりもうまい説明ができるとは思えない。

面白いので第6章の量子論の部分を少しだけ引用しよう。

「観測を行う前、物体はありとあらゆる状態で同時に存在する。・・・観測という行為が波動関数を解体し、物体にはっきりした実体を持たせるのである。」P185
「われわれはあらゆる可能な状態と共存している。」P199
「意識が存在を確定する」P201
「恐竜の化石も、それを見るまでは存在しない。だが見た途端、それは数千万年前から存在していたかのようにひょっこり現れる」P202
「考えられるすべての世界がわれわれと共存している」P206
「宇宙は最初、観測されたために出現した。・・・我々の存在そのものが宇宙の存在を可能にしている」P209
「われわれの体の原子と、何光年も離れた原子とのあいだには、宇宙の「からみあい」という関係がある」P214
「ひょっとして我々はホログラムの中に住んでいるのではないか」P278
「1m^2/秒あたり10億個のダークマター(見えないエネルギー)粒子が吹き抜けており、もちろんわれわれの体も通過している」P319

パラレルワールドは理論的には存在する。
タイムトラベルも理論的には可能。

最先端物理学・天文学は宇宙の仕組みをかつてないほど解き明かしている。
それはスピリチュアルな世界に近づいているようでもある。

すべてにあらゆる可能性があり、どの結果になるかは単なる確率の問題。

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