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2012年2月 5日 (日)

書評--心と幸福の科学

心と幸福の科学―「うつ」の不思議を解き明かす 
スティーヴン ブラウン (著), 堤 理華 (翻訳)
\1600 原書房

--amazonの中古が¥1--

この本はいわゆるスピリチュアル系ではない。
しかし、幸福を追求するにはこういう本もひとつのヒントとなるかも知れない、と購入。

著者はサイエンス・ライター
サブタイトルにあるように抗うつ剤を中心に話をすすめている。

かなり乱暴な紹介だが、ざっと章を追って要約してみよう。(これで内容が気になった方は購入しても勉強になると思われます)

第1章
ウツな気分から逃れることができるとすれば、それだけ幸福感が増す。
抗うつ剤がウツから逃れられるとすれば、ウツをわずらっていない人でも服用すれば幸福に近づける?
そして自殺したいほどのウツがあるなら服用もやむをえない。
薬で精神を高揚させるのはおかしいって?
だったらアルコールやカフェインだって否定されることになる。

第2章
さまざまな調査の結果、幸福とお金は直接関係しないことが判明した。
アイルランド人の2倍の収入の西ドイツ人だが、圧倒的にアイルランド人のほうが幸福である。
宝くじにあたっても関係ない。(P48)
双子の調査の結果、幸福感は別に育てられても同じ。だから幸福は遺伝子に関係している(P70)

第3章
幸福のひとつの要素は「問題解決」である。問題から逃れるのでなく、問題を解決するために行動する。
この行動システムは外向的な左前部前頭葉皮質によるところが大きい。

第4章
生まれてから痛みを感じたことのない女性が存在した。
痛くない、ということは、不幸なことである。
やけどをしても大怪我をしてもそれに気づかない。
結果として取り返しのつかないことになる。
つまり、痛みというのはある警報システムであり、体の不具合があるよ、対応しなさい、ということである。
下痢や嘔吐がなければ体の中に毒物を取り込んだままである。
ということは、このような症状は正常である、ということだ。
精神の場合はどうだろう?薬物で落ち込んだ気分を消すことが正常なのだろうか?

第5章
抗うつ剤の製造の過程とその販売戦略を説明。
抗うつ剤には副作用があります。

第6章
至適な感情の状態とは、少なくとも禅の視点から見れば、喜びだけの連続ではなく、ある範囲の感情を味わいながらも不必要な苦痛や悩みを最小限にとどめた状態なのである。(P185)

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