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2014年4月16日 (水)

書評--NEED 本当のあなたをさがす旅

NEED 本当のあなたをさがす旅
スーザン・バトソン (著)
\1500 小学館

amazonの中古が¥1-。買い!です。

何気なく買った本だが、カウンセリングの名著かも知れません。
うまく説明できるかどうか・・・

あなたには3つの部分があります。
Need
Public Persona
Tragic Flaw

Needとは文字通り「必要」
5歳のあなたに戻りましょう。
そのとき、辛い思いをしたことがありませんか?

例えば・・・
自分は悪くないので説明したが言い訳だと言われて叱られた。(説明を聞いて欲しい、がNeed)
一人で留守番をさせられて寂しかった。
欲しいものを買ってもらえなかった・・・etc。

このネガティブな出来事をきっかけにPublic Persona (社会的な表現)が形成されます。
これがNeedの逆方向。

例えば先の例でいえば
悪くないのに叱られた、場合、
言い訳が通用しないので、言い訳をしなくて済むような状況を作り出します。
あるいは言い訳をしなくても済む状況に逃げ込みます。
これがTragic Flaw。

表向きは言い訳をしない強い人格に見えますが、実は叱られるのを恐れているインナー・チャイルドが隠されています。

一人で留守番させられて寂しかった場合。
寂しくないように、物をたくさん買い込んだり、TVの視聴時間が増えたりというパブリック・ペルソナが形成されます。

本当は友達がたくさん欲しいのに、裏切られることを恐れて人一倍、人と親しくなることがなくなるかも知れません。
これがTragic Flaw。

そうすると、実は周囲の人も、「あの人はつきあいにくい」とあなたを避けがちになります。

=========
ではあなたの5歳の時の出来事は何でしたか?

目の前に5歳のあなたがいます。

5歳のあなたに何と言ってあげたいですか?
前の例では「君は悪くなかったんだよね」とか「話を聞いてあげるからね」と言ってあげるかも知れませんね。
後の例では、「寂しくて辛かったね。でも私が一番気持ちをわかるからね」と言ってあげるかも知れません。

あなたの例ではどうでしょう?
「もう我慢しなくていいんだよ」とか
「思い切り泣いていいんだよ」とか
「あなたが世界で一番大切だよ」とか
とにかくこれ以上ないくらいに優しく声をかけてあげてください。

今、5歳のあなたが何でも言えるとしたら何と言いたいですか?
罵詈雑言でも何でも構いません。
あなたが聞いてあげるのですから。

インナーチャイルドを癒すと生きるのが楽になりそうです。

=========
著者は元俳優。今はアクティング・コーチ。
文字通り俳優の演技のコーチ。
Susan Batsonで検索すれば出てきます。

著者自身のエピソードにもかなり量を割いていますが、これが第一章だったら途中で投げ出したかも知れません。
(そういう本が結構ある--自伝を書いて自慢したいのか?と思わせるような))
この本は最初はアクティング・コーチの考え方を簡単に説明し、著者自身の成長記録から
Need
Public Persona
Tragic Flaw
を説明しているので、素直に読めます。

読みながら自分自身に当てはめてみると結構当たっているな~という感じ。

ということで、著者に習って、僕の感想をあとにつけました。

お勧め度★★★★☆

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