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2016年1月19日 (火)

書評--ユングは知っていた

ユングは知っていた―UFO・宇宙人・シンクロニシティの真相
コンノ ケンイチ (著)
¥1500 徳間書店
この著者の本は、これまで何冊か読んできた。
ビートたけし司会の番組で大槻とのやりとりも何度か見た。
死後の世界とかUFOとかオカルト的色彩が強い文章で、どこまで本当なのか?といったところだったが、この本は自分の主張を全面に出さず、ユングの引用を中心にしている(ただし途中まで)
僕自身はユングの本は読んだことがないので、大変参考になった。
ユングは「自伝」の中で「臨死体験」し、宇宙から地球を眺める(後のアポロ宇宙飛行士の見た地球とほぼ同じ)経験を書き、UFOも遺稿に書いている。
大数学者ライプニッツが易経の秘密を解き明かそうとしたのも紹介されている。
(ライプニッツは哲学者でもあり「単子論」(宇宙は一つにつながっている)を書いているし、
y’=dy/dxの微積分の記号の発明者でもある。)
ユングが編み出した言葉「シンクロニシティ」や、量子物理も紹介し、ビッグバン説には否定的である。
一貫性がなく、途中からユングはあまり紹介されないが、巻末の宇宙構造の説明は、なるほど、という一面もある。(証明されていないのだから、正しいかどうかは判らないが、僕も、個人の心と宇宙そのものはつながっていると思う。
P45の、ポーカーの引きの強さの説明は・・・
量子論的には、トランプの一番上のカードが何かは、決まっていない。
次に自分に配られて、表にしたときに、そのカードが何かは決まる。
(これ、「シュレーデンガーの猫」ですね)
引きの強い人が引くと、カードに働きかける力が作用し、有利なカードになる。
ということで、他の著書よりも、客観的に語ろうとしているので読み物としても面白い。
お勧め度★★★★☆
著者は2014年4月他界

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