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2016年3月24日 (木)

書評--9・11生死を分けた102分

9・11生死を分けた102分 崩壊する超高層ビル内部からの驚くべき証言
ジム・ドワイヤー  (著), ケヴィン・フリン  (著), 三川 基好 (翻訳)
文芸春秋 \1800
基本的に、ここではスピリチュアル関係の本の紹介しかしないので
他のジャンルの本はここでは紹介していませんが、
○日本政府が1000兆円の借金があってどうなるの?
とか、
○GOLGO13とか、
最近の漫画では
○尾瀬あきら「どうらく息子」
○山本おさむ「そばもん」--あと1冊、20巻で終わる予告。
なんていうのも愛読書です。
で、スピリチュアルでないのですが、(見方によっては、相当にスピリチュアル)
タイトルの本を紹介します。
著者はニューヨーク・タイムスの記者。
9・11の関係者・被害者に300人以上インタビューしたのでしょう。(だから発行が2005年)
※その方に原稿も見せていると思います。
僕の15年前の教育現場での出来事を書こうとした人は、(僕も2時間くらい取材に応じましたが)一人から?クレームがあり、出版がボツになりましたから。
遺族にもインタビューしたとみえて、何例か、最後の電話を綴っています。
「誕生日のサプライズで海外旅行を申し込みしたのだが、生き延びることができなそうなのでキャンセルしてくれ」
これ、飛行機が突っ込んだより上の階で仕事をしていて、逃げる道がない故人との最後の会話です。
著者が、たくさんの人にアポイントメントを取って、遺族にもアポイントメントをとって、その一部です。
(ボツになった原稿はその数倍だと推測します)
その中から、残った原稿をつなぎ合わせて、書いたのがこの本。
実際に9・11のビルの中では何が起こっていたのか?
それを取材だけで繋ぎ合せて一つのドラマに仕上げています。
ビル火災では「タワーリング・インフェルノ」というだいぶ古い映画がありますが、
こちらの本は真実。
これ、時系列で書かれていますので、まるで映画のようです。
文章だけで「タワーリング・インフェルノ」を超えます。
筆者の取材力・文章力など、本当にうらやましい限りです。
帯には「映画化決定」と書かれているのですが、検索しても何の映画かわかりませんでした。
ニコラス・ケイジ主演のやつかな?
お勧め度:★★★★★

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