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2016年5月11日 (水)

BU/16 「あるがまま」を受け入れる

他人の行動を批判したり、腹を立てたりすることがよくある方もいらっしゃるでしょう。
簡単な例を揚げてみましょう。
1)あいつは時間にルーズなヤツだ。
2)彼女は挨拶もまともにできない。
3)彼の服装はだらしない。
ひょっとして他の方に要求水準が高くありませんか?
そして自分にも・・・・

1)約束の時間は守らねばならない。(だから自分は守っている。約束の時間の5分前から相手を待っているのに相手は・・・)
2)挨拶は人間関係に必要だ。(だから自分は努力している。それなのに挨拶をしない彼女はおかしい)
3)外見や第一印象は大切だから服装はきちっとしなければならない。(だから自分は毎日しっかり身だしなみを整えている)
(上記の例は人生において本当に大切かどうかも一考の余地があります)

要するに、自分の価値観として大切なものを守っている。だから他の人も・・・という基準です。
しかし、他の人はその人なりの生き方の基準がある。人生における重要性の優先順位がある。
よく考えてみれば、それは単にあなたと価値観が異なる、というだけのことではありませんか?
その人は(あなたがそうであるように・そうしてきたように)自分で大切だと思うことは優先して守ってきたはずです。
その人の「あるがまま」に批判したり腹を立てるのでなく、「あるがまま」を認めた方があなたも楽ではありませんか?

「許容」という生き方があります。

あなたがマイナス感情を抱いている身の回りの人を許してしまいましょう。
その人は生きるのに、自分のことで精一杯なのです。
あなたを傷つけた時でも、その時は最も良い選択だと思って行動したり発言したりしたのです。
それしかできなかったのです。その人の行動が良いとか悪いとか、あなたがジャッジする必要はありません。

別の言い方では、相手への期待を「手放す」。
私たちは憎んだり怒ったりすることがありますが、これはなぜでしょう?相手への期待があるからです。
「**さんのこの行動は腹が立つ」
「**さんがこう言うのはおかしい」
自分が相手への「こうすべき」という期待を持ったために生じているのです。
つまり、憎しみや怒りというのは、自分の理想の行動を相手がしてくれなかったためです。

人それぞれ、「最も良い」という生き方、控えめに言えば「自分なりに幸福になれると思う生き方」をしているのです。
自分が相手の期待どおりの生き方をする義務がないのと同じように、相手はあなたの期待に応える必要はないのです。

だから、相手に何も期待しない。
冷たい言い方に聞こえますか?であれば、「相手の生き方を尊重する」「あるがままの相手を認める」などと置き換えましょう。
そうすると自分が楽になります。

先ほどの服装の例えはいかがでしょう?
たまたま道ですれ違ったり、電車で隣に座った人。
その人は自分のセンスと全くことなる服装をしているとします。
「どうしてそんな服装を・・・」と思いますが、別に反論したり、批判したりしませんよね?
先ほどの例の場合、相手がたまたま服装でなくて、生き方だった、というだけのことです。

判断も放棄すればさらに楽です。
相手の行動はOKとかNGとか判断する必要はないのです。
私たちがそうであるように、相手もその時の最善の選択をしている(つもり)なのですから。

誰かの行動を批判する暇があれば--批判や反論したところで相手の生き方は変わりません。むしろ、相手は自分を守るためにさらに頑なになるだけでしょう(だれでもそんな経験はされていますよね?)--そんな相手のことより、自分のためのことを考えた方がBETTERですよね?

また、「許容」というのは、そのままを認めるということですから、判断・評価しない、という意味では愛に近いものがあります。
「ザ・モーゼス・コード」の中でジェイムズ・トゥワイマンは告白します。

彼の最愛の妻が殺人犯に殺されました。
「妻を殺した相手をも許さねばならない」

この決断をするまでの彼の心の内は推し量れません。
おそらくは、これからの自分を憎しみや恨みで支配されてはならない、ということなのでしょう。

知り合いから批判されたくらいで悩んでいるのは比べ物になりません。
誰かにいじめられたとしても一過性です。

「愛せないものを愛す」
「許せないものを許す」

これは、すべての中に神を見ることができなければなりません。

愛で生きる。

言葉で言うと簡単なようですが・・・。

すべてに感謝する。
すべてを許す。

これも難しい?
それらと比べれば「その人のあるがままを認める」なんて簡単なのではないでしょうか?

一方で「許容の法則」というものがあります。

「あなたが許容したものしかあなたは受け取らない。」

先ほどのジェイムズ・トワイマンの例ですと、怒りや憎しみです。
彼は怒りや憎しみが人生に入ってくることを拒みました。

「あなたが許容したものしかあなたは受け取らない。」

あなたは自分が幸せになることを自分で許していますか?
例として、宝くじで2億円当たることでも構いませんが。
(本当にいいのかな?なんて考えたりしませんか?)

自分に許していないことは自分に来ないのです。

そして一番大切なことは「過去の自分を許す」こと。
いかがでしょうか?

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