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2016年6月15日 (水)

BU/67 あなたが与えたものが、あなたが得るものである

「あなたが与えたものがあなたが得るものである。」

こういう禅問答みたいなのって難しいですよね。
まず、宇宙はワンネス(ひとつのもの)である、という前提です。
そもそも宇宙が一つ--自分と他人と宇宙が一つ--というのが解りづらい。

「これは高次の概念なので、物理的な「言葉」で説明するのが難しい」と色々なマスター言います。

海に例えることが一番多いようです。
「太平洋からコップ1杯の水を汲む」
だからあなたたちは海ではない、ということでなく、本質的には海と同じ。
別の例えでは「波」といわれることもあります。
「波は一つとして同じものはない。生じては消え・・・。でも波は海の一部である」

ある本では空気を持ち出しています。

キッチンにある空気とリビングにある空気は同じで、分離はない。
水にも空気にも例えようとする私たちの本質は?
ここで、「意識」という言葉を使ってみると良いかも知れません。

意識は分離できないし、すべてに存在する。
全ての素粒子に意識がある。(量子論より)
例えば岩や金属も意志を持つかのように振動を続け、意識がある。
まして植物は?

この原子・素粒子に振動のエネルギーを与えている存在は何?
ビッグバンを起こしたのは?
雪の結晶が一つとして同じでないようにしている力は何?

私たちには、生まれてからあの世に戻るまで、ずっと心臓を規則正しく鼓動させている存在があり、たった一つの受精卵から50回の分裂をしただけで内臓や皮膚や骨髄を作るようなエネルギーはどこから?
小さなどんぐりの中に樫の木の成長をさせてくれる可能性を存在たらしめるものは何?

という疑問が生じます。

だから見えないエネルギーがあるはずです。
私たちの根底にはそういうエネルギーが存在し、私たちを創り出しています。
私たちの生命を維持しようというエネルギーが私たちを否定することはありえません。

そう、どこかで、そのエネルギーを通じて私たちは繋がっているのです。
ワンネスなのです。
(って、これでは論理に飛躍していますね。--そういう本が多いですが--僕はもうちょっと説明しましょう)

宇宙を形作っているエネルギーの本質が一つだとしたらどうでしょう?
逆に、無数の本質があったとしたら?
どちらが説明をしやすいですか?

人間を作るエネルギーと植物を作るエネルギーが同じかどうか、でも構いません。
星を作るエネルギーと重力を作るエネルギーでも構いません。
(これは、あなたのことです。あなたは人間であり、地球という星の一部なのですから)

僕は「ワンネス」という考え方を受け入れました。

ただし、ワンネスというところに行き着くと、淋しい部分もあります。
「ラザリス」という本がこの点を指摘しています。
宇宙が、自分の思考や行動ですべて変わるなら、究極的には自分しかいない。(すべては幻想だから)
自分の職場や恋人や世界の歴史など、全部が自分が創り出したもの、なのですから。
そこで「神との対話」という本ではこう慰めてくれます。「わたしはずっとあなたと共にいる」

ここで、先ほどの文章の結論です。

「あなたが与えたものがあなたが得るものである。」
私たちはワンネス。ただひとつのもの。他人と自分に分離はない。
だから、他人にしてあげることは自分にしてあげるのと同じなのです。
他人にしてあげたことは自分に返ってくるのです。
(自分に返して欲しいため、に相手したことも、同じように「見返りが欲しい」という行為になってあなたに訪れます)

すべてはワンネスなのです。だから宇宙があなたそのものであり、宇宙に存在するもの、これから存在しようと思うものはすべてあなたのものなのです。

以上、言葉では大したことありませんが、概念としては相当に難解で壮大なので、これを読んでいただいた直後に理解していただけないかも知れません。
そういう意味で「神との対話」を書いたニール・ドナルド・ウォルシュは「神より幸せ」という本の中で繰り返し書いています。「どうか、頑張ってついてきてほしい」

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