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2016年11月10日 (木)

書評--平穏死できる人、できない人

平穏死できる人、できない人 延命治療で苦しまず
長尾 和宏  (著)
PHP \1300
「安楽死」とか「自然死」という言葉は知っていましたが、「平穏死」という言葉は知りませんでした。
100年以上の昔は、医療に頼らず、通常の方は、そのまま在宅で亡くなったのですよね?
ところが、現代は、医療で延命をするのです。
僕は大学病院の医療現場の設備の仕事をしていました。
設備で不具合(例えば蛍光灯が切れたとかの通常のことでも)があれば、直してくれ、と言われます。
患者さんの中には人工呼吸器をつけた方がおられます。
(つまり既に意識はなく、人工呼吸器という機械で命をながらえている)
それって、「生きている」意味があるの?
「生きている」って言えるの?
この本はそれに疑問を投げかけています。
著者は医師。
無理に生かす(行き続ける)ことはどうなのだろう?ということで
「平穏死」と言う言葉を使っています。
もしかしたら、死ぬかも知れない、というほど体調が悪くなったら、どうします?
僕は、病院が嫌いなので、そのまま元の世界というか、あの世に行っても良いのですが、
それでは日本の法律では、奥様が問題にされる可能性があります。
だから病院に行く?
それがおかしい、ということを著者は語っています。
先進国では死に方を選べる法律があるのに、日本ではまだない。
だから、本人が、--たとえば苦しすぎるので点滴をやめてくれ--と主張しても
本人の意思は尊重されず、(本人の意思を尊重して、延命治療をやめると殺人罪になる)という・・・・
お勧め度:★★★☆☆
(僕は医療現場を知っているので★3ですが、ご存知ない方には★4かも知れません)

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