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2017年9月

2017年9月27日 (水)

書評--聖なる刻印

聖なる刻印---脳を変えるスピリチュアル体験
バーバラ・ブラドリー・ハガティ (著), 柴田 裕之 (翻訳)
¥2800 河出書房新社
400ページ近くあり、改行も少なめなこの本は読み応えがある。
著者自身もスピリチュアル体験をしているようだが、この本はたくさんの取材で、
その真偽を賛否両論とりあげている。
反対論はたとえば、
臨死体験をした人が光に吸い込まれる、というのを、瞳孔が開いたのでたくさん光を受け取る、などとドクターが解釈するのも紹介している。
脳神経学のサイドから、あるいは薬学のサイドからの意見も取り上げる。
「科学」は臨死体験を証明していない。
だが、と著者は言う。
あの世の存在は証明できないかも知れないが、存在しない、ということも証明できないではないか、と。
そういえば、先日、大学の同級生に会って、そんな話を少ししたら、
「理工学部卒の人間が何を言っている」と言われた。
しかし、科学の測定の範囲内しか信じないというのは論理的ではない。
アインシュタインや量子論が登場するまでの「科学」は覆されたのである。
お勧め度★★★★☆

書評--電波妻

電波妻
TAIZO (著)
ヒカルランド ¥1667
まずは「電波」の意味が不明。
でも「引き寄せ」という言葉が表紙にあるので読んでみた。
僕は無線の資格を複数持っているので、物理学の「電波」の意味はわかる。
しかし、本の半分まで読んで、ようやくすこし察しがついたくらい。
「電波」以外にも、著者の世代しか使わないような言葉を多用しているし、
文章に品がないので、読みづらい。
最後の方まで独りよがりの文章。
「感動の実話」とあるが、全く感動しない。
お勧め度★☆☆☆☆
amazonのレビューも1/3が★1つ。

2017年9月21日 (木)

書評--臨死体験 未来の記憶

臨死体験 未来の記憶―精神世界への新たなる光
フィリス アトウォーター (著),  青山 陽子 (翻訳)
中古が¥198~ 原書房
著者の「光の彼方へ」はだいぶ前に読んだ。
その2作目がこの本。
「未来の記憶」とはどういうことか?
著者は臨死体験をした時に、自分の未来を見た、という。
だから未来の記憶。
つまり未来は決まっている?
時間と空間の裂け目から未来へいけるらしい。
後半は宇宙の創生から時間と空間を説明したり、すべてが「愛」であることを悟ったり。
お勧め度★★★★☆
これは読まなくてはもったいないですが、amazonのレビューが1件もないのが不思議。

2017年9月20日 (水)

書評--自己治癒力―イメージのサイエンス

自己治癒力―イメージのサイエンス
ジーン・アクターバーグ (著), 井上 哲彰 (著)
\2200 日本教文社
タイトルのとおり、イメージが病気を治す可能性を説明している。
(中世までは、呪術でなおしていたのだし)
逆に、初期の癌の診断を受けた人が、その数時間後に亡くなる、という例もある(P93)
プラシーボ効果(私は喜ぶだろう、というラテン語が語源らしい--効き目のない薬でも患者が信じれば効果があるというもの)の例もあり、70%位は効果があるらしい。
完全に信じていた人が、回復し、あとになって「あれは効き目がない」と報道された途端に、また元に戻った、という例もある。
患部を白い光に照らされている、とイメージして直してしまった、という例もある。
癌も治る。ところが、癌になると治らない可能性が高い、ということを信じていると治らない、というところ。
この本でなくても「自己治癒力」で検索すると、癌も治った本がたくさん出てくる。
心配な方は1冊くらい読んでおくことをお勧めします。
お勧め度★★★☆☆

2017年9月15日 (金)

書評--断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵

断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵
やましたひでこ  (著)
アスコム
「新・片づけ術「断捨離」」も読みました。
「ようこそ断捨離へ」も一緒に読みました。
さて、↑こちらの本は、ブログをそのまま書籍化しただけですので、読みづらいです。
しかし、学びが多いです。
著者の初めての本ということで、読みづらさはOKでしょう。
で、タイトルの本ですが、amazonのレビューを読むと既に著者の本を何冊か読んでいる人には2番煎じですかね。
しかし、僕にはスピリチュアル系の匂いがします。
おそらく著者も、関係書を読まれたのでしょう。
これまでここで紹介した、
「夢をかなえる掃除力」
とか
「人生がときめく片づけの魔法」
とか。
でも、僕としてはスピリチュアル系で一番お勧めなのは
「ガラクタ捨てれば自分が見える」のカレン・キングストンですかね。
しかし、掃除の仕方は上記の本が詳しいかも知れません。
blogタイトルの本も学びがあります。
(病気の)ガンという漢字はどう書きます?
病だれに「品」と「山」。
つまり、品物が山のようにあると癌というのはそこそこ説得力がある。
ある人は金儲けの本を47冊買って、
(ということは、それまでの、たとえば10冊の段階で成功していない)
「断捨離」でそれらの本を手放したら、代わりのものが舞いこんでくる。
この場合はある人の遺産が舞い込んだそうです。
お勧め度:★★★★☆

2017年9月13日 (水)

書評--宇宙のセオリー

宇宙のセオリー この世でもっとも素晴らしい秘密
ヴァーノン・ハワード (著), 須藤 元気 (監修, 監修, 翻訳)
\1620  成甲書房
「宇宙のセオリー」というタイトルだが、内容は全く異なる。
エゴ(著者は「エゴセルフ」という言葉を使っている)を如何に手放すか。
エゴを手放せば、苦しみに悩ませれずに幸福になれる。
なぜなら「苦しみ」というのは、エゴの感情なのだから。
これ、結構、いい本です。
「エゴ」の手放し方をゆっくり説明している。
エゴを手放せば「覚醒」になるのだが、「覚醒」という言葉もそこそこ使っている。
感情に踊らされている「自分」は「偽物の自分」なので、本物ではない。
だから偽物(エゴ)は「自分」と呼ばずに「それ」と呼ぶ。
「それ」は怒っている。
「それ」は苦しんでいる。
こういう風に、客観的に見られると楽でしょう。
お勧め度★★★★☆

2017年9月 9日 (土)

書評--食べない、死なない、争わない

食べない、死なない、争わない (人生はすべて思いどおり--伝説の元裁判官の生きる知恵)
稲葉 耶季 (著)
\1300 マキノ出版
著者は元裁判官で元クリスチャンで現在は僧侶。
この変わったタイトルは
「食べない」というのは不食のこと。
不食のジャスムヒーン(「リヴィング・オン・ライト」の著者)などの例を掲げ、食べなくても生きていける、ということを説明している。
著者は全く食べないわけではないが、ほとんど食べない。
死なない、というのは、肉体は脱ぎ捨てても、魂はずっと生きている、ということ。
争わないということは、人と人が争わないだけでなく、国と国とも争わない、ということ。
自衛隊の存在は憲法違反です。
どうして「解釈」でどうにでもなるのか?
政府が憲法を守っていないのです。
憲法第9条
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。」
これをどう読めば自衛隊が認められるというのか!
お勧め度★★★★☆

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