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2018年2月 7日 (水)

憲法を護る(6)

第十二条
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、
国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。
又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、
常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
自民党案
第十二条
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、
国民の不断の努力により、保持されなければならない。
国民は、これを濫用してはならず、
自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、
常に公益及び公の秩序に反してはならない。
これで良いのでしょうか?
「自由及び権利には責任及び義務が伴う」
として、権利(基本的人権)には「責任及び義務が伴う」
となります。
つまり、自由でも権利でも、制限するよ、という但し書きとなっています。
自分の人権が制限される、という案に投票してしまって良いのでしょうか?
これはどう考えても、戦前の「治安維持法」の再来を見越しています。
政府の批判や天皇制に対して自由に発言したら
「自由及び権利には責任及び義務が伴う」
と、罰せられる法律です。
戦前には「不敬罪」という法律がありました。
権力を肯定する意見は「自由」
権力を否定する意見は取り締まる。
これ、自由そのものの意味が解っていないですよね。
民主主義も解っていないですよね?
だから、この原案を作った政党に「自由民主党」という名前がつけられているのです。

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