書評

2018年6月20日 (水)

書評--「損する生き方」のススメ

「損する生き方」のススメ (Forest 2545 Shinsyo)
石井裕之  (著), ひろさちや  (著)
フォレスト出版
amazonの中古で¥1-
これ、「勝ち組」とか「負け組」なんていう現在の大半の価値観の逆をいく本です。
損する、と言っても経済的に損する、ではありません。
たとえば混雑する電車の中で「立つ」。
誰かが座って、自分が疲れただけ、誰かの役に立ちます。
それが例えば、道端のゴミを拾う、ということでも良いのです。
ゴミを拾う10秒間(あるいはそれをゴミ箱まで持っていく時間)を「損する」。
そんな、無理をしない生き方をしたら楽になるよ、と訴えかけてきます。
問題は解決しない、
というのもそこそこ面白い。
解決できるならとっくに対応しているのだから
解決しないから「問題」になっている。
それでほうっておいて良い。
病気は治るまでは病気なのだから心配しても仕方ない、など。
ともあれ、「損する」方を選択する、というのは斬新でした。
お勧め度:★★★★☆

2018年6月19日 (火)

書評--悟りの哲学

悟りの哲学―「脳呼吸」で人生は変わる
李 承憲  (著, 原著), 真島 知秀 (翻訳)
ビジネス社
amazonの中古が¥1-
韓国系のスピリチュアルリーダー。
特に宗教くさくはない。
悟りが誰にでもできるものであることや、悟りによって、地球に平和をもたらす、などか書かれている。
で、このような本によくあるのは、セミナーの宣伝本であって、肝心の呼吸法はセミナーで教わりなさい、というケースかな?
と、思ったら、呼吸法は数ページにわたって書いてある。
で、どうせこういうのはセミナー料金が高いのだろうな、と思って
巻末にある「ダンセンター一覧」(ダンというのは丹田呼吸のことか?)の
検索をしても検索できない。
東京から九州まで数十箇所あるようなのだが。
ということで、そこから先は不明。
お勧め度:以上の理由により不明。

2018年6月18日 (月)

書評--1年で全米記憶力チャンピオン

ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由
ジョシュア・フォア  (著), 梶浦真美 (翻訳)
エクスナレッジ
\1800
これはスピリチュアル系ではないのですが、人間の頭脳の可能性を考えるには、スピリチュアルでアップしても良いかな・・・と。
著者はジャーナリスト。
そのため多方面の「記憶」について記述しています。
記憶を数時間しか維持できない人とか、(それは良いのですが、)
記憶をずっと維持し続ける人が問題。
通常の人は大切なこと以外は忘れます。
たとえば先週の月曜日の食事のメニューとか。
これ、ずっと覚えていたら・・・・イヤなことも含めて(これが問題ですが)
という人にもインタビューします。
記憶力が良いのは幸福の条件ではない!
しかし日常生活では記憶力は必要です。
たとえば本日の買い物のリスト。
ごま油と味噌、レタスと鶏肉、モヤシと卵、ラップとゴミ袋、歯ブラシと爪楊枝、の10種類だとします。
(これ、例えばですから、あなたの好きなものに置き換えてください。メモを取らずに普通の人は10種全部は覚えるのはきついでしょう?)
|上のヒントを見ないために行を空けます。
|上のヒントを見ないために行を空けます。
P118の例を応用して書くと、
(あなたの家が2部屋とキッチンと風呂とトイレだとします。--ワンルームの人は他の人の家でも構いません。--これがこの本に書かれている「記憶の宮殿」という
ものです。これを応用します)
さて、あなたが帰宅し、玄関のドアノブを開けようとすると何故か、卵に歯ブラシがささっておいてあります。
(このように日常にはありえないことが記憶力を強化する)
玄関を開けるとレタスが散らばっていました。レタスを片付ける自分を想像したら、ゴミ袋が必要でした。
浴室を開くと、浴槽には爪楊枝が100本も浮いています。
左の部屋にはごま油の巨大な模型があって、何故か味噌を抱いて踊っています。
右の部屋では床がモヤシに覆われています。
トイレの便器の上ではラップに捲かれた鶏肉が10kgほどを陣取っていました。
====================
これって記憶の助けになりませんか?
というところから始まって、著者の記憶力練習が始まります。
そして、ジャーナリストとして、記憶力コンテストを取材してから1年後。
優勝するのです。
トランプの52枚のカードをシャッフルしてその順番を競う。
著者は1分40秒かかったそうです。(って1分40秒で覚えたのか!--現在の世界チャンピオンは20秒台だそうです)
==============
と、記憶術の紹介の部分はごくわずかで、あとは著者のインタビューや体験のレポートです。
読み応えがあります。
最近はノンフィクション部分でも、世界支配の構造とか、老後破産なんていうのばかり読んできたので新鮮でした。
お勧め度:★★★★☆

2018年6月 7日 (木)

書評--“わたし"が目覚める

“わたし"が目覚める ― マスターが体験から語る悟りのお話(覚醒ブックス)
濱田 浩朱 (著)
ナチュラルスピリット
amazonの中古が¥1-
既に悟った人が
「この世は幻想」
「あなたはいない」
なんていう言葉をずっと繰り返したところで、ほとんど悟りには至らない。
この本を読んでも悟りには至らない。
しかし、この本は著者の教えでなくて体験談です。
最初の座禅修行から始まって、山に篭っての瞑想修行。
それから、
「人や社会に認められたい」という思いは「人や社会に認めさせたい」(P216)
ことだと気づいたり、エゴを手放すとはどういうことかを気づいたり・・・
という体験。
そういう意味では、体験談というのはこれまであまりなかったので分かりやすいです。
ただ、本当に「目覚めている」かどうかは不明。
逆説的ですが、日常の我々と感覚が近いので、書いてあることが理解できます。
なお、サブタイトルの「マスターが・・・」というのは覚醒した人を呼ぶ「マスター」でなくてショットバーのマスターから来ているようです。
お勧め度:★★★★☆
著者のブログ
https://ameblo.jp/hamadahiroake/

2018年6月 6日 (水)

書評--解決学 15の道具

解決学 15の道具―ソリューション 考えるツール
飯久保 広嗣  (著)
日本経済新聞社
amazonの中古が¥1-
これはスピリチュアル系ではありません。
企業の製造工程問題や新商品開発、売り上げ低下にどう対応するか、などの内容です。
しかし、書かれていることは人生でも応用できそうです。
たとえば
○売り上げがのびない→頑張って伸ばせ
○他のチームに勝てない→勝つようにしろ
○人間関係がうまくいかない→みんなと仲良くしろ
これって、何の解決にもならないのはわかると思います。
だから、著者は重要性や緊急性を15にわけて分析し、解決法をさぐる、というのです。
○売り上げがのびない→伸びない原因を場所・時間・顧客の年齢層など一つ一つ分析する
○他のチームに勝てない→その原因を分析する
○人間関係がうまくいかない→たとえば、レクレーションや飲み会の機会を増やす、という工夫もあるだろう、
としています。(僕の解釈:一つずつ引用できないので)
これ、人生にも応用できそうです。
たとえば
○良い仕事が見つからない→良い仕事とは何か?賃金か、やりがいか、自分に向いているか、
など分析すると解決法が見えてくるかも知れません。
お勧め度:★★★☆☆

書評--ほんとうの心の力

ほんとうの心の力
中村 天風  (著)
PHP
amazonの中古が¥100
こんな本があったのを知りませんでした。
これは中村天風の著作や講演、約10種類の中から、そのエッセンスを抜粋したもの。
見開きごとに1項目ずつ書かれていて、非常に読みやすい。
他の本を持っていない方は、この本から入っても良いかも。
ただし、著者の背景も知らずに読むと、何と古臭い言葉で書かれているんだ、とか
意味が不明になる可能性もあるが。
お勧め度:★★★☆☆

2018年6月 5日 (火)

書評--「感受性」を調整すれば もっと気楽に生きられる

「感受性」を調整すれば もっと気楽に生きられる。 (潜在意識のクリーニングワーク)
平林 信隆 (著)
Clover
amazonの中古が¥200
これは、アマゾンの本紹介の写真を見ていただければわかりますが、
帯には「心配性」「ストレス」「自分の過去が嫌い」などの人に
21日間のワークで、もっと楽に生きられるようにもっていく本です。
ユングやNLPといった心理的手法や
チャクラ、言霊というスピリチュアル系まで幅広く含まれていて
たしかにこのワークをやれば人生はうまくいくかも、という感じです。
これまでに読んだ「ワーク」本の中でもかなり良い線を行っていると思います。
ただ、僕は人生に困っていないので、このワークはためしませんが。
お勧め度:★★★★☆
(人生がうまくいっていない人は★5も)
著者のblog
https://ameblo.jp/nobu-trainer/

2018年6月 4日 (月)

書評--現代人のための「チベット死者の書」

現代人のための「チベット死者の書」
ロバート A.F.サーマン  (著), 鷲尾 翠 (翻訳)
朝日新聞社
絶版でamazonの中古が¥1728~
「チベット死者の書」は、昔、2種類ほど読んだ。
その頃は、大した印象はなかった。
この本は「現代人のため」と書かれているように、難解な仏教用語をなるべく避けて
できるだけわかりやすくなるよう工夫されている。
また、最初の方は「仏教入門」と言っても良く、これが格調高い文章なのです。
死後の世界に行った、1日目から順に、覚えておく心構えが並べられている。
「死者の書」ではこれ以上のものはないでしょう。
(原典は「死者の書」というタイトルではありませんが)
お勧め度:★★★★☆
中古も相当な高額のものも出品されており、今のうちに購入されることをお勧めします。

2018年6月 2日 (土)

書評--いやさか!(コミック)

いやさか!
くっきぃ (著), 源太郎 (著)
飛鳥新社
amazonの中古が¥7-
風水を題材にした漫画。
風水の知識も勉強できるし、風水を使って運気をあげていくストーリーもそこそこ。
のんびり息抜きしたいときにでも読んでみてください。
お勧め度:★★★☆☆

2018年5月30日 (水)

書評--アフターライフ

アフターライフ―――亡き兄が伝えた死後世界の実在、そこで起こること
アニー・ケイガン (著), 矢作 直樹 (監修),  島津 公美 (翻訳)
ダイヤモンド社
¥1600
これは著者が「亡き兄」との交流を綴ったものです。
全米ベストセラーらしい。
ただ、「兄」が語ることは類書と違って、地獄はない、とか輪廻転生はない、とか。
ともあれ、「あの世」と交流しています。
しかし、スウェーデンボルグなどは地獄の様子を報告しています。
これはどういうことでしょう?
臨死体験と違って、完全に「あの世」に行ってしまっているので、描写が違う可能性があります。
どちらかが間違っている可能性もあります。
もう一つの可能性としては、「人は死後、自分が思い描いた世界に行く」ということ。
可能性として、読んでおく必要はあると思い、読みました。
途中で「兄」から伝えられたのは、天国に流れる音楽は
シベリウスの「トゥオネラの白鳥」に近いということ。
(YOUTUBEで検索すると聞けます。僕も初めて聞きましたが確かに美しい音楽。)
シベリウスの音楽はあの世から受け取っていた、とか。
本は読まなくても、この曲をご存知ない方は聞いてみてください。
お勧め度:★★★☆☆

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